ニホントカゲの難産記…無事に孵化!【我が家では100%ベタ慣れ】
ニホントカゲは、東北や北海道にはいないって本当ですか??
その地域にお住まいの方がいたら教えて欲しいです!
ニホントカゲは人によく慣れる
うちで飼育を始めた子は、みんな人に怯えず慣れてくれる子ばかりです。
『ニンゲン怖くない。よゆ~』
私は静岡・東京・神奈川にしか住んだことがありませんが、小さいときからもうお馴染みのトカゲです。
子供は尻尾が青くてとっても綺麗…!!
(大きくなってきてもメスは尻尾の青みが長く残りがち)
ニホントカゲの繁殖
我が家ではニホントカゲの飼育、そして繁殖も経験しました。
6月の中旬、抱卵していたニホントカゲが産卵したので記録します。
卵の管理
↑これは土に乗せて管理している図。
ほかにも綿やティッシュで卵の管理をするケースもあるそうです。
で、これが土の中に産卵してたまごを守っているオカンの図↓
卵を取り上げず、オカンに任せたパターンです。
きゃわいい・・・
たまごの観察を続けていると分かるのですが、日に日にたまごは大きくなります。
最終的には産卵時の約2倍に!
びっくりしますが本当なんです(*゚ェ゚*)
↑の写真を撮ってから約3週間後、雨が降って肌寒い日が2~3日続きました。それが原因かは定かではないですが、たまごが小さくなっている気が。
観察を続けましたが…やっぱりどんどんしぼんでいる様子でした。
卵から顔が出た?!!
もうダメかと諦めかけた日の夜、
孵化の兆候がありました!
たまごが動いたり、口の先のようなものがツンと張り出したり。
どうするのが正解なのか分からず、ただただ見守っていました…。゚(゚´д`゚)゚。
そしてさらにたまごがしぼんできて、顔が出ました。
最初は目も開いてなくて、たまに動くけど疲れ切っているような感じ。
どうしたらいいかわからないけど、とても乾燥しているようだったので綿棒で少し水を与えてみました。
すると呼吸が安定してきて、目も開いた!!
たまに力強く出てこようとしています。
長期戦の始まり
しかしここからなんと4時間・・・
つきっきりで見守っていましたが進展はなく(泣)
深夜2時、少し仮眠・・・。
よく眠れず、4時には起きて旦那さんと会議。
中の羊水てきなものが全部出てしまったのか乾いていて、潤滑油となるものがなにもないように見える。これではおそらく出てこれない。。
ということで、卵を破ってあげることを決意…!
やはりたまごの表面が乾いたゴムみたいな性質で、人の力でもなかなか破れないくらい伸縮性がありました。
大きさとしてはこのくらい。
すごく小さいです。
首元のたまごを破くとラクになったのか、元気に動き出したー!!
そのままお手伝いしつつ、無事に生まれました。
えらい難産になってしまいました。。
普通は孵化するときの手助けをしないほうがいいとも言われているし、野生だったらこの子は生まれることができず死んでしまう命だったかもしれません。それが自然の摂理でもあるはずです。
だけど実際目の前にすると・・・
この子の親(つがい)のときから世話していて卵をうんで、赤ちゃんが生まれるときを夢見て喜んで世話してきたことを思うと…(゚´ω`゚)
自分たちのエゴだという自覚もしていますが、もし奇形でも短命でもこの子が死ぬまでウチで面倒見ると心に決めて(もともとその予定でしたが)、苦渋の判断でした。
幸い奇形などもなく、元気いっぱいです。
他の卵もぞくぞくと孵化し、ワイワイにぎやか。
卵はニンゲンが手出ししない方が良い
私たちが卵を管理したパターンと、オカンに任せるパターンと両方試しました。
結果としては、当然かも知れませんがオカンに任せたほうが孵化率も高くて安産でした。
なのでそれからは毎年、オカンに任せる方式で繁殖しています。
ベタ慣れにするには
私たちのやり方としては、
・いつも同じピンセットでエサ(ミルワーム等)をやる。
・いつも同じ場所にエサが来ると分からせる
・ハンドリングして、人の手が温かいことを分からせる
って感じでしょうか(。・w・。)
だんだんピンセットもニンゲンも怖くなくなるみたいです。
ベビー期からこれをすると自分から手のひらに乗ってくるくらい警戒心がなかったりします。(ゆくゆくは野生にもどすのなら可哀想かもしれませんが…)
ニホントカゲの種類
西日本にいるのが『ニホントカゲ』
東日本にいるのが『ヒガシニホントカゲ』
というトカゲが生息しているらしいです!
以上、たった一度だけ経験したニホントカゲの難産記録と、ベタ慣れにする方法でした。
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